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ミステリ界の大輪の花

向日葵の咲かない夏』に続き
道尾秀介さんの『光媒の花』を読みました

6編からなる短編集なのですが、実は連作となっています。
一話で脇役だった人が二話では主役となり、お話が進んでいくので、
道尾さんご自身は、“長編群像劇”とおっしゃっています。

一見、普通の日常を描いているようですが、
“狂気”と紙一重の世界に生きる人々・・その両方を行ったり来たりしています。
闇や影が付きまとうけれど、全く“光”がささない“”一色ではない、
そんな作品です。

この本の帯には、こう書かれています。

    もう、
   駄目だと思った
  それでも世界は、
    続いていた



私は最近までどっぷり暗かったので、(すべては魔の4月のせい・・)
この本を手に取ってしまったのかもしれません。

読み終わるともう一度、読み返したくなりました。
単純な私は「この人達に比べたら、自分のことだけ悩んでる私は、
なんて幸せ」と思いましたから・・
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他の道尾さんの著書も読んでみますね。
今、ふと思ったのですが、
湊かなえさんの作品がお好きな方は、道尾作品も好みかもしれません。
ぜひ読んでみてください。

そういえば湊かなえさんの『告白』も映画化されましたね。
6月5日公開です。
主演は、松たか子さん。
監督は、『下妻物語』(大好きな映画)・『パコと魔法の絵本』の中島哲也氏です024.gif

 プリザーブドフラワー教室・パフュームデラローズ 
by takai15kepu | 2010-05-13 00:13 | おススメ図書