読者はミタ
2012年 02月 10日
東野圭吾さんの『歪笑小説』(わいしょうしょうせつ)読みました
今回もいきなり文庫(記事はこちら)です。
出版界の裏側に迫るこの本は、
ユーモア小説全12話の短編集です。
新人編集者、新米作家、売れない作家、編集者の家族・・・
それぞれの思惑や苦悩が描かれています。
タイトルは
伝説の男
夢の映像化
序ノ口
罪な女
最終候補
小説誌
天敵
文学賞設立
ミステリ特集
引退発表
戦略
職業、小説家
と、なっていて、どれから読んでもおもしろいです。
お話の内容はほぼ実話では?と思うほどリアルで、
私たちが手にする<本>が形になるまでを
のぞき見している気分です。
登場人物はあきらかにモデルがいると思われます。
名前から簡単にわかる人も出てきます。
これは誰かと想像するのも楽しいですね
東野さんがインタビューなどで今まで語ってきた
出版・販売システムの問題などが、
登場人物の口から強く訴えられています。
もちろんユーモアたっぷりですが、
実は問題は深く、深刻であることを考えずにはいられませんでした。
巻末広告
もあって、登場する作家たちの本の紹介となっています。
ここもじっくり読んでくださいね。
東野さんという方は、こんなところまで手をぬかないと
感心させられました。
映画『麒麟の翼』も上映してますね!
東野さんの思い描いていた場面が、
映像に見事に表現されているそうです。
JUJUさんの歌う『Sign』もせつなくて、
素敵です。
『麒麟の翼』記事はここから
映画『麒麟の翼』公式サイト
東野さんからはいつも
「キミはどうしたいの?キミはどう思うの?」
とメッセージが発信されている気がします。
「あ~、おもしろかった」で済ませてはいけないと・・・
心に「なにか」を焼き付けていく東野作品が大好きです♪
プリザーブドフラワー教室・パフュームデラローズ
今回もいきなり文庫(記事はこちら)です。
出版界の裏側に迫るこの本は、
ユーモア小説全12話の短編集です。
新人編集者、新米作家、売れない作家、編集者の家族・・・
それぞれの思惑や苦悩が描かれています。
タイトルは
伝説の男
夢の映像化
序ノ口
罪な女
最終候補
小説誌
天敵
文学賞設立
ミステリ特集
引退発表
戦略
職業、小説家
と、なっていて、どれから読んでもおもしろいです。
お話の内容はほぼ実話では?と思うほどリアルで、
私たちが手にする<本>が形になるまでを
のぞき見している気分です。
登場人物はあきらかにモデルがいると思われます。
名前から簡単にわかる人も出てきます。
これは誰かと想像するのも楽しいですね
東野さんがインタビューなどで今まで語ってきた
出版・販売システムの問題などが、
登場人物の口から強く訴えられています。
もちろんユーモアたっぷりですが、
実は問題は深く、深刻であることを考えずにはいられませんでした。
巻末広告
もあって、登場する作家たちの本の紹介となっています。
ここもじっくり読んでくださいね。
東野さんという方は、こんなところまで手をぬかないと
感心させられました。
映画『麒麟の翼』も上映してますね!
東野さんの思い描いていた場面が、
映像に見事に表現されているそうです。
JUJUさんの歌う『Sign』もせつなくて、
素敵です。
『麒麟の翼』記事はここから
映画『麒麟の翼』公式サイト
東野さんからはいつも
「キミはどうしたいの?キミはどう思うの?」
とメッセージが発信されている気がします。
「あ~、おもしろかった」で済ませてはいけないと・・・
心に「なにか」を焼き付けていく東野作品が大好きです♪
プリザーブドフラワー教室・パフュームデラローズ
by takai15kepu
| 2012-02-10 11:31
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